しょうが
中国では紀元前500年頃から薬用として使われていた
生姜は、 「あらゆる病気を防ぐ」とも言われ、現在
でも漢方薬の約7割に使われています。生姜には、
体温を高めて免疫力を上げる効果、消化吸収の促進、
殺菌作用、解熱作用、吐き気止め、発汗作用、血行促進作用、
咳止め作用、冷え性改善作用などがあることが知られています。
夏の料理には欠かせない薬味。薬味という言葉は、もともとは漢方における医学用語で、中国最古の薬の書物の中で使われていたそうです。薬味は食品の腐敗を防いだり、殺菌作用によって食中毒を防ぐ役目、香り豊かで食欲増進作用や料理に風味を添え、彩りを加えます。そのほか、薬味の多くは、免疫力をアップさせたり、血行促進、疲労回復、滋養強壮の効能があることが知られています。薬味効果で暑さで疲れた体を整えましょう。
代表的な薬味
しょうが
みょうが
しそ
ねぎ