case31 美味しい紅茶を飲みたくて。

普段から良く飲んでいる紅茶。気軽に淹れられるティーバックからリーフまで、 それぞれの美味しい淹れ方で紅茶を楽しみましょう。冬におすすめのレシピも紹介しています。


紅茶の種類

ダージリン

インド北東部に位置するダージリン地方で栽培される茶葉で、時に「紅茶のシャンパン」とも呼ばれ、世界の三大紅茶と称されています。ダージリン地方では年間3回の茶葉の摘み取りがあり、ファーストフラッシュは淡いオレンジ色で新鮮で若々しく、力のある香味。セカンドフラッシュはやや濃いめのオレンジ色で味はやや渋味が増し、コクもあり、さわやかな香り。オータムナルはやや赤みがかった濃いめで味には渋味も加わります。

アッサム

インド北東部に存在するアッサム地方に交易開拓しにきたイギリス人が、 野生の茶樹を発見し茶栽培が開始されました。アッサム平原は、世界でも有数の雨量の多い地域で、 4~5月ごろに摘み始められ11月までの期間にアッサム茶が制作されています。 茶葉の色は黒褐色で整った形状の紅茶茶葉が多いのがアッサムの特徴です。 コクのある強い味わいで芳醇な香りをもっていて、水色は赤褐色に近い色合いです。

ニルギリ

南インドのアラビア海寄りに走るニルギリ山脈の丘陵地帯にあるタミルナード州の豊かな高地で生産されます。茶葉は濃い茶色で、草っぽい香りに加えフルーツな甘さを持っています。 果物、ミルク、リキュールとの相性はぴったりでハーブやスパイスのバリエーションにも合う万能タイプです。

セイロン

スリランカの旧国名『セイロン国』の名残で、中央山脈を境に、西と東で雨季と乾季が正反対となる独特の風土をもつ国で、気候や標高の高さの違いによって、産地ごとの風味に特徴があります。 ハイグロウンティー(高地産)は深いコクや渋みに加えて、強い香りが特徴。ミディアムグロウンティー(中地産)はバランスが良く、クセが少なく飲みやすい。ローグロウンティー(低地産)はコクや甘みがあり、濃厚でありながら飲みやすい。




リーフティー

材料(分量1人分)
  • セイロン茶・・・ティースプーン1杯
  • お湯・・・150~160ml
  1. ポット、カップ、茶こしを温める。
  2. ティースプーン1杯(2.5~3g)をポットに入れて沸騰したお湯を150~160mlポットに注ぐ。
  3. 3~4分蒸らして、仕上げにスプーンで軽く混ぜる。
  4. 温めておいた茶こしで濃さが均一になるように最後の1滴まで注ぐ。



チャイティー

材料(分量1人分)
  • アッサム茶・・・ティースプーン大1
  • 水・・・60cc
  • シナモンスティック・・・5cm
  • カルダモン・・・1粒
  • クローブ・・・3粒
  • 牛乳・・・100cc
  1. 鍋に水を沸かして、沸騰したら茶葉とスパイスを加え、弱火で1分煮出す。
  2. 牛乳を加え、沸騰直前に火を止めて、3~4分蒸らす。
  3. 3~4分蒸らして、仕上げにスプーンで軽く混ぜる。
  4. 茶こしでカップに注ぐ。お好みで砂糖を入れる。



アップルコンポートティー

材料(分量1人分)
  • ニルギリ茶・・・ティースプーン1杯
  • 熱湯・・・160ml
  • りんご・・・1/2個
  • グラニュー糖・・・10g
  • レモン汁・・・少々
  • 水・・・大さじ1
  1. りんごをいちょう切りにして、グラニュー糖・水・レモン汁を加え、レンジで5~6分加熱する。
  2. ポットに茶葉を入れ、熱湯を注ぎ2分蒸らす。
  3. 軽くひとかきし、茶こしでこす。
  4. カップに1を入れて、紅茶を注ぐ。



ティーバッグ

材料(分量1人分)
  • ティーバック・・・1袋
  • 熱湯・・・160ml
  1. カップを温める。
  2. 温めたカップに沸騰したお湯を150~160mlポットに注ぎ、ティーバッグを入れる。
  3. ソーサーを蓋にして3~4分蒸らす。
  4. ティーバッグを軽く数回ふって取り出す。


紅茶のアイテムをご紹介

紅茶を美味しくさせるこだわりのアイテムをご紹介します。

仔犬印シリーズ ティーポット

新潟県燕市の本間製作所が手掛ける 仔犬印シリーズ。

シュガーポット プチポワ

コロンとした丸い形と手のひらサイズのシュガーポット。

4th-market ペレン マグカップ

落ち着いたカラーがかわいい ペレンシリーズのマグカップ。

4th market ペレン ティーメーカー

たっぷりサイズの存在感のあるティーポットです。

4th market スティルクポット

すっきりとしたフォルムながら、どこか温かみを感じさせるポットです。