case32 はじめてのぬか漬け。

日本を代表する漬物の一つ、ぬか漬け。 昔から食べ続けられてきた健康食品のひとつです。 ぬかは玄米に含まれるビタミン・ミネラルの約95%が含まれていて、 ぬかを発酵させて作られるぬか床には植物性乳酸菌が豊富に含まれています。 冷蔵庫で保管できる、ぬか漬けを始めてみませんか?



ぬか床を作る。

材料
  • ぬか・・・1kg
  • 水・・・5cup
  • 塩・・・130g
  • 赤唐辛子・・・1本
  • 昆布・・・8cm
  1. 鍋に5cupの水と塩130gを入れて火にかけ塩が溶けたら冷ましておく。
  2. ボウル(28cmぐらい)または鍋に、ぬか・赤唐辛子・昆布を入れる。
  3. 冷ました1の塩水を2に加えます。ダマにならないよう2~3回に分け入れ、なじむように手で良くかき混ぜる。
  4. ほうろう容器に3を入れる。



捨て漬けをする。

ぬか床に野菜の水分とうまみを加え、良い発酵を促進させる。

材料
  • キャベツ
  • 大根の葉
  1. キャベツや大根の葉などをぬか床に入れ捨て漬けをする。
  2. 2~3日して捨て漬け用野菜を取り出し、野菜に付いたぬかをしごいて落とし、
    野菜の水分をギュッと絞ってぬか床に加え、よく底からかき混ぜて表面をならしておく。
  3. 捨て漬けを2~3回繰り返すとぬか床が味噌のような固さになる。



本漬けをする。

材料
  • きゅうり
  • かぶ
  • にんじん
  1. 野菜は新鮮なものをえらび、洗って水けをふきとり本漬けをする。
    ぬか床は冷蔵庫へ保存する。
  2. 冷蔵庫で低温保存するので、毎日かき混ぜなくても大丈夫だが、野菜を漬ける時、出す時は、しっかり底までよくかき混ぜて、表面は平らにしておく。
  3. 食べ頃の目安:20~24時間ほど(野菜の種類によって調整する。)


ぬか床を育てていく為のおすすめの食材

野菜を漬け続けると水分が多くなり、ぬか床がゆるくなってしまうので、たしぬかは必須です。
その際、ぬか1カップに対して塩大さじ1/2の割合がおすすめです。
また、美味しさのベースとなる昆布やかつお節は定期的に補充するのがおすすめです。

唐辛子

唐辛子は防腐と味を引き締めるための材料です。

煮干し

昆布と同様にぬか床の美味しさのベースを作ってくれます。

粉からし

唐辛子と同じ防腐効果があります。味を引き締める効果があります。

ぬか漬けに便利なアイテムをご紹介

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ぬか漬け以外でもお米や味噌の保存にも。

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