麹でつくる甘酒
米と麹と水でつくるタイプの甘酒。おかゆを炊き、麹を加えて、麹の発酵に最適な温度で8時間ほど保温して作れます。炊飯器や魔法瓶、ヨーグルトメーカーなどでも作れます。アルコール分がないのでお酒が飲めない人や、お子様でも飲むことが出来ます。また、麹菌はデンプンを餌にして糖を作り出しているので、砂糖を加えなくても優しい甘さがあります。
甘酒を寒い時に飲むとカラダが温まるイメージがあります。しかし歴史をさかのぼれば、江戸時代には夏場の体力が衰えたときにこそ飲むものでした。甘酒は米麹と米、または酒粕を原料に作られます。つまり発酵由来の成分が豊富に含まれていて、成分が栄養補給の点滴とほぼ同じで疲労回復効果が高いと言われています。甘酒に含まれる乳酸菌、オリゴ糖、食物繊維などが腸内で善玉菌を活性化して、腸内環境が整えられ代謝を高めます。飲むだけでなく、調味料としても使える甘酒。色々な料理で楽しみましょう。
麹でつくる甘酒
酒粕でつくる甘酒
甘酒けんちん汁