市場の取り組み
環境に対する取り組み
1.生ゴミリサイクル
秋田市民市場の中には、ゴミ処理施設があります。
市場から排水される生ゴミを、 (1)魚のアラ(2)野菜・果物クズ(3)その他 に分別して、計量してから生ゴミ処理機に投入。ゴミの減量化をしてコンポスト(=有機肥料)を作っています。 コンポストは生産者に渡しておいしい農作物を作ってもらい、その農作物(ホウレン草など)を市場で売ることも実施しています。
コンポスト型生ゴミ処理機の導入による、循環型社会への対応
秋田市民市場より排出される生ゴミは季節によって違いがありますが、魚のアラ:野菜クズ:その他の生ゴミの比率が約3:6:1で、「肥料として理想的である」との評価を受けています。((株)秋田分析化学センターにより成分分析済)
秋田市民市場の生ゴミ処理機による生成物は、JAS有機の承認済みです。さらに「特殊肥料生産業者届出」並びに「肥料販売業務開始届出」を済ませており、「土壌改良材、有機肥料の原料となりうる」との評価を受けていることから、今後当市場のお客様へ配布することも視野に入れています。
2.発泡スチロールのリサイクル
市場から排出される発泡スチロールは、蒸気によって溶かし1/60程度に減量化して固めています。 その固まったものは、海外(主にアジア)に輸出され再度スチロールになったり、ビデオのカセット等に再利用されています。
これが発泡スチロールです。
これを蒸気で溶かすと…
60分の1程度に減量されます!
これが海外で色々なものに再利用されます。
食育に対する取り組み
「旬の食材」に触れ合う教室
教室では、はじめに先生がみなさんに「買い物カード」を渡しグループごとに買い物をしてもらいます。 先生:「市場にはたくさんのお店があるから、いろいろなお店をまわっておいしそうな食材を見つけてね!」
「お買い物カード」をもって市場で買い物スタート!
子供達:「市場っていろんなものが売っているんだね!」
わからないことはお店の人に聞いてみよう。
子供達:「鯛ごはんに使う「鯛」がほしいです。さばいてもらえますか?」
魚屋のおじさん、やさしかったね!
子供達:「野菜はたくさんの種類を買わなくちゃ!」
「お買い物カード」をしっかり確認して買い忘れが無いように!
買い物が終わったら、いよいよ料理開始です!
先 生:「火に気をつけてね!」
子供達:「わぁー。おいしそう!」
先生と一緒に切ったり、焼いたり、煮たりして「食材」を「料理」に変えていきます。
完成したらみんなで料理をいただきます!
先 生:「食材が料理に変わって、どんな風においしくなったか確かめて食べてね。」
先 生:「旬の食材がどういうものなのか、味わって感じてね。」
子供達:「自分達で作った料理はおいしいね!」
みなさん残さず食べました!
食べ終わった後はあと片づけも。来たときよりも美しく!
参加してくれたみなさんは、きっと"おいしい発見"ができたことでしょう。